レシピどおりに作ってはいけない。
料理が下手な人は
レシピどおりに作らず、
なぜか謎のアレンジをしたがる
みたいな話はよく聞きますが、
レシピどおりに作っては
いけない場面があるんです。
特に作り置きみたいに
作業効率を問われる場面では。
例えば、私が最近やらかしたのは
鶏のからあげ。
レシピに書いてある手順は、
①鶏肉を一口大に切る。
②調味料を入れたビニール袋に
鶏肉を入れてもみ込み、20分おく。
③小麦粉をまぶす。
④油で揚げる。
大体こんな感じですよね?
で、これ、
この手順のとおり作ると
めちゃくちゃ面倒なことになります。
というのも、
①で鶏肉触ってますよね?
その手で調味料を入れた
ビニール袋を用意することは
できないんです。
お肉やお魚を触ったら、
手をしっかり洗いたい。
そのままの手で
調味料のボトルを触ったら、
あとで拭いても
生臭さが残ってしまうかもしれないし、
菌が付いているかもしれない。
しかも、②でもみ込んだあと
20分おくということは、
違う作業をその間でしたいわけで、
また手を洗わないといけない。
この①と②の間で
手を洗うことの
めんどくささと言ったら!
なので、鶏のからあげの
正しい作り方は、
①ビニール袋に調味料を入れておく。
②鶏肉を一口大に切る。
③ビニール袋に鶏肉を入れて
もみ込み、20分おく。
④小麦粉をまぶす。
⑤油で揚げる。
が正解。
ちなみに、もみ込む作業は
汚れたままの手で行い、
20分おいておくときは
捨ててもいい袋とかの上に
置いておきます。
これでビニール袋の表面が
汚れていても問題なし。
きっと賢い人や
料理の得意な人は、
言われなくてもこの手順を
踏むんだと思うんですが、
アホな私はつい
書いてある順番どおりに
作業を進めてしまって、
「あぁ…っ!」
ってなってしまう。
料理は決して
レシピどおりに作ってはいけません。
まずレシピを読んで、
効率のいい順番に入れ替えてから
作業を始めましょう。